古代イランの青い壺 

 



この大壺、宇宙に浮かんでいる青い天体みたいでしょ?コバルトの釉剤が用いられてこのような何とも言えない青色に。東京国立博物館の東洋館で以前撮ったもの。

じつは現在やっている例の「運慶展」。行こうかしら?なんて思っていたら、激コミみたいですね。並ぶのを考えると、足が鈍ってしまい、まだ行っていません。いちおう、ある銀行さんの招待券に応募したんだけど、貯蓄高が足りないんでしょうね、見事ハズレ!! 


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青釉色絵金彩大壺 伝イラン イスラーム時代 13~14世紀



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遠い日の水滴  

 


銀河の水を腹に満たして帰り、硯の墨海に注ぐ

帰来満腹銀河水 倒瀉陶泓墨海中
 (李 英輔 1687-1747)
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お盆に帰省したら、むかし習っていた書道に縁のある事柄にいろいろ遭遇しました。妹に誘われて、中之島の大阪市立東洋陶磁美術館に「
水滴展」を見に行きました。お盆の時期、どこも混んでいるので、毎年恒例の、「空いていて、涼しく、しかもステキなものに出会えるところ」を今年もがんばってさがしたのです(笑)。ここならたぶん空いているだろうと。はい、大正解でした!この美術館、地味な響きですが、安宅コレクションを中心にほんとにスゴイのです!青磁、白磁などすばらしい陶磁器を見ることができます。世界でも有数のコレクションだとか。ため息連続の鳥肌が立つほど美しい陶磁器の数々でした。

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水滴.....お習字を習っていたころ、私も小さな白磁っぽいのを使っていました。震災で行方がわからなくなってしまいましたが。硯に水を注ぐ水滴は、東洋の漢字文化圏ではどこでも、実用品であるとともに、机のかたすみにひっそりと息づき心をいやす愛玩品だったそうです。今は筆で書くこと、まずないですね。鉛筆だってあまり使わない時代になってしまいました。根付もそうですが、美しい水滴は、失われた世界からの美の伝言のような気がしました。

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お盆には、実家へ和尚さんがお参りに来てくださいました。その折、写経の話が出ました。和尚さんによれば、京都の本山から写経の用紙(?)がたくさんお寺に送られてきて、写経をする檀家の人たちを募っているとのこと。写経.......と言えば、20代の頃、していました。ずっと習っていたお習字の先生が信心深い方で、般若心経を、ある段階になると、生徒に写経をさせるのでした。また京都の大覚寺で友人と一緒に写経をしたこともあります。

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で、今回びっくりしたことは、最近は写経って、筆ペンでするんですね!知らなかった!それから写経の用紙には、般若心経のお手本が薄く印刷されているので、それを上からなぞれば誰でもカッコよく書けるのだそうです。これって、簡単で便利には違いないでしょうが、このやり方で写経するのは、果たして進化したのでしょうか、それとも退化したのでしょうか?う~~ん、今回はどうしよう?筆ペンにしようっと!(すぐに流される私)

昔、むかし、もう亡くなられた先生が、「心を静めて、一生懸命、墨を磨りなさい。雑念をはらい、一心になって、写経しなさい」と教えてくださいました。清らかな水を水滴よりそそぎ、墨のかぐわしい匂いがただようなか、新しい筆をおろし、お手本を見ながら、下手ながらも一字、一字、心をこめて書いていた暑い夏の日。そんな日々がなんだかとてもなつかしく思い出されたお盆でした。


企画展: 水滴 8月13日~11月27日まで 大阪市立東洋陶磁美術館




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まりちゃん 

 



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西洋美術館で人物を入れたある構図を撮る予定だったのですが、この約一週間ほど前にあそこが世界遺産に指定されて、なんと館内全面撮影禁止になっていたのです。以前は企画展を除き、自由に撮れたのに。しょうがないから、東博へ移動。 彼女には東博は暗すぎるし、重すぎる感じ。ちょっとつまんな~いふうのまりちゃんでした。




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閉じた窓 

 


開いている窓を通して外を見る者は、けっして閉ざされた窓を見る者ほど多くを見はしない。
シャルル・ボードレール

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白鶴美術館にて

1993年のマーティン・スコセッシ監督の「エイジ・オブ・イノセンス:The Age of Innocence」。好きな映画なのですが、その最後の場面で、お互い愛し合いながらもついに結ばれなかった昔の恋人の住むアパルトマンの窓が閉じられるのを、男は道で見て、彼は立ち去ってゆく。とても印象的で象徴的なシーン。閉じた窓についてちょっとその意味を考えてしまいます。




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申神さま 

 


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伝浄瑠璃寺伝来 鎌倉時代 重要文化財

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リギョン展@エルメス 

 


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メゾン・エルメス銀座で開催されていた現代アートの韓国作家リギョン(Ligyung)の「逆転移」展。テーマは「光」。

この展覧会では、「善悪の知恵の木」と「蛇の口づけ」という二つの空間を使った作品が公開されていました。ここに取り上げるのは、「蛇の口づけ」。「善悪の知恵の木」の方は、光が強すぎて私のカメラの技術ではうまく撮れませんでした(残念)。というのも、影を消し去るのが目的の強烈な光だったのです。

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新作の「蛇の口づけ」は会場の床全面が白蝶貝のシート↑で覆われています。直方体の造形も同じく白鳥貝です。フォーラムの空間特有の自然光の移り変わりを元に“太陽の光を描くこと”を目指したそうです。じつは2回行ったのですが、その時々の光の具合で、空間全体が採光によって色調、反射の質、雰囲気が変化します。じつに興味深いです。

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そして驚いたことは、アーティストのリギョンさんとエルメス社の寛容さ。誰でも鑑賞できて入場料は無料。現代アートにもかかわらず、写真撮影OK。さらに、自由に白鳥貝の造形を使って遊んでもいいのです。で、久しぶりに積木(上)をしました(笑)。ディオール展でも感じたのですが、フランス発の両社は、シェアする精神にあふれていますね。そういえばエルメスは、昨年の東博の表慶館での展覧会も実質無料で撮影OKでした。

いろいろ光について考えさせられました。たとえば、人の肉眼には不可視であっても光は存在するし、人が影と呼んでいるものにも光は存在するし.....とてもステキな展覧会でした。


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camera:Fujifilm





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新年になりました・・・・メェ~ 

 


明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

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の頭部 後漢時代、東京国立博物館

camera:Fujifilm




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ディオール展 -Esprit Dior 

 


女性は誰もがプリンセスだ
クリスチャン・ディオール

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銀座三丁目で開催中のディオール展をのぞいてきました。ディオールのオートクチュールの服には縁はまったくないけど、化粧品などは時々使います。素晴らしい展示で、盛りだくさんの内容。見ごたえがありました。私、知らなかったのですが、皇后陛下が結婚式で着用された白いドレス(ガウン)もディオールだったんですね。詳しい内容はこのサイトで。

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北斎
の「神奈川沖波裏」をモチーフにしたドレス ↓
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この展覧会、おすすめです(特に女性の方に)。1月4日までですが、入場無料で、写真撮影もOK。さすが世界のディオール、その大らかな余裕とプライド。高い入場料を取ったり、やれ写真は禁止とか、そうしたケチなことはいっさいなし。「皆さん、自由に楽しんでください」といった姿勢に好感がもてました。お正月の前に目の保養ができました。一つの服が完成するまでには、その奥には深い文化に裏打ちされた幾重もの襞があるんですね。そしてその服はアートになるのだと。

camera:fujifilm

拙ブログをこの一年読んで下さった皆様、ありがとうございます。感謝申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
雪の地域の皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。 
どうかもうこれ以上、雪が降りませんように!!

次回更新は新年となります。(コメント欄は閉じてあります)




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馬車道の博物館 

 


今回のGW、空いているところばかり狙って行きました。その一つが、横浜の神奈川県立歴史博物館。たぶん、空いているだろう、との予想は当たり、ホントにがらんがらんでした。展示はとても良いのに、絹の遺産といえば、どうやら多くの方が、群馬県の富岡のほうに足を運ばれたようですね。旧富岡製糸場はなんといっても世界遺産暫定リスト入りですものね。


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下は、異様な顔立ちの方もふくめ、みんな黒船のペリー提督です。四つの顔を組み合わせた大きな壁画です。幕末に描かれた肖像画の中のこれら形相から察するに、きっと幕末の人のなかには、ペリーさんをエイリアンのように思った人もいるのかも。

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かわいいネコちゃんもいましたよ。

歴博は、もともと、旧横浜正金銀行の本店ビル。銀行ぽいですね。

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この廊下も昔のまま

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歴博は馬車道にあります。で、この界隈は、馬車、あるいは馬の装飾であふれています。


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camera:Nikon

館内撮影は撮影許可を取っています。

コメント欄、ようやく回復いたしました。ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。





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時計の美術館 -鯉のぼりの頃 

 


人はそれぞれ、速さの違う時計を持っているような気がする。

星野富弘

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四月の終わり、セイコーミュージアムに行きました。
はるか昔、人は日時計で太陽の影の位置から、「時」を知ろうとしたそうです。
それから水時計や砂時計が発明され........... 

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今やGPS時計がつくられていますね。下はセイコーが誇る最新のGPS時計。
ああ、一つ、ほしいなぁ!
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いろいろな時計が展示されていました。こんなのとか。

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こんなのも↓ それはたくさんの時計が時計の歴史とともに展示されていました。

この時計、ちゃんと動くんですよ!この和時計は150~250年ぐらい前、つまり江戸時代につくられ、江戸時代の「時の法則」にしたがって、鳴ります。係の方が鳴らしてくださいました。感激しました。

江戸時代の時間って、現代とはかなり異なったもので、世界的に見ても、それはユニークなものでした。今は、一日が24時間で、つまり一日が24の単位で、一つの単位は変動することはないですよね。いつも60分です。

ところが、江戸時代の場合、夜明けから日没までを6つに分け(単位::刻)、そして日没から翌日の夜明けまでを6つに分けていました。 すると変なことがおこります。季節により、昼の長さと夜の長さが異なるため、6つに分けた単位じたいが、季節ごとに長さが変化するのです。

さらにびっくりしたのは、この和時計が、季節ごとの変化に合わせて、時を告げたことです。すごい技術力!その仕組みは4つの錘 ↓ とナントカ・カントカという(すみません、私の可哀そうな頭では覚えられなくて)部品で、調節したんだそうです

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江戸期の浮世絵にも和時計は描かれています。

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夜明けに起きて、日が暮れると寝る。これが昔はふつうでした。不夜城なんて無縁の世界。←吉原なんかは夜、灯がついていたんでしょうが.....そんな素朴な生活から、私たちはなんと遠く離れてしまったのでしょう! 

時計の美術館のあとに、亀戸の商店街に立ち寄りました。
鯉のぼりがたくさん飾られていました。もうすぐ端午の節句ですね。


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camera:Nikon




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春よ来い、早く来い -支倉常長像 

 


このところ本当に寒いですね。先日上野へ行ったら、博物館の黒門が開いていて、お庭が見えました。梅が満開です。三月、植物は季節を忘れずちゃんと花を咲かせるのに、最近の寒さはいったいどうしたことでしょう。で、花に誘われてちょっとのぞいてきました。別に平成館で特別展なんぞはやっていませんでしたが。

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現在、「支倉常長像と南蛮美術」展を本館2階でやっています。支倉常長{1571-1622)は、伊達正宗の家臣。約400年前、正宗の命を受け、伊達藩の帆船、サン・ファン・バウティスタ号で大航海して、はるばるイタリア、ローマまで行き、ローマ教皇パウロ5世に拝謁しました。途中スペインにも寄り、スペイン(当時、エスパーニャ)国王フェリペ3世にも拝謁しています。(慶長遣欧使節団)

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この支倉常長像は、17世紀のイタリアの画家、アルキータ・リッチ作で、とても大きな絵です。実に美しく見事です。もう、びっくりしましたよ。撮影はモチロン禁止なので、博物館の正門前にあった看板のを撮りました(下)。

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驚いたのは、この常長の羽織袴。見てください!ススキと鹿が描かれた秋柄です。なんで、秋柄を着ているかというと、ローマ教皇に拝謁したのが、秋だったからなんですって!常長はこの衣装を主君の正宗から下賜されました。正装用に春夏秋冬と柄が異なるのを用意していったそうです。

伊達正宗はバサラなる「伊達者」の語源です。この季節感を取り入れた身づくろい、パーフェクトですね。まさにここに伊達者あり!といった感じ。 

絵は保存状態がよく、金糸をつかった華麗なデザインと色使いの刺繍が美しく、うっとりしました。後方に描かれているのは、伊達藩の船、サン・ファン・バウティスタ号。船首に伊達家の家紋、九曜紋がかがやき、マストには、支倉家の家紋、逆さ卍が描かれた旗がなびいています。

常長が帰国したころには、キリスト教禁令になっており、「失意」のうちに亡くなったとか。そうかもしれません。「失意」、たしかに。でも、そんなふうに通り一遍に総括していいのかしら?あの時代に世界一周して(私には無縁!)、当時の日本の誰もが見たことのない世界を見て、誰も経験できないことを経験したのですから。私なら、幸せな人だと思いますが ← ええ?異端的な考え? かも(笑)。


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上野公園では、花見シーズンの準備が着々と進んでいるようです。

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camera:Nikon



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2014年 午年 -埴輪の馬 

 

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

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優しい目をした埴輪の馬。 東博に「初もうで」に行ったら、展示されていました。最近、博物館や美術館は「初もうで」と称して、入場者増をはかっているみたいですね。それに乗せられて、毎年、お正月の休みには、博物館へ初もうでしています。今年は午年なので、馬にちなんだ展示が楽しかったです。


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群馬県 大泉町出土 6世紀(古墳時代)


こんな古代の武人が乗っていたのかな?

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正装の男子 群馬県藤岡市出土 6世紀(古墳時代)


馬づくしの展示なので、各時代の馬がテーマの著名な作品が興味深かったです。


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十二神将立像 午神 鎌倉時代{12~13世紀) 神奈川県 曹源寺 


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長谷川等伯筆 牧場図屏風 16世紀(安土桃山時代)




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歌川広重筆 東海道五十三次之内・池鯉鮒 首夏馬市 19世紀(江戸時代)


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生け花も見事!

お正月には、獅子舞や太鼓の公演があり楽しいです。大勢の海外からの観光客の方、そして子供たちもたくさん見に来ていました。午年の2014年。平和でよい年になりますように!!


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いい子のみんな、そして大人たちも,獅子につぎつぎと噛んでもらって、厄を祓います。


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camera::  Nikon

東京国立博物館にて (一部の展示をのぞき、撮影は許可されています)


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千手観音菩薩 - ある秋の日に 

 

先日、東博に「京都―洛中洛外図と障壁画の美」を見に行きました。洛中洛外図は江戸時代、とても人気があり、流行していたんですね。私は、いちばん有名な岩佐又兵衛の作品ぐらいしか知らなかったので、さまざまな画家が描いた洛中洛外図が出品されていたので、とても興味深かったです。 お好きな方は、詳細は上のリンクをクリックしてください。博物館の説明にいきます。

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千手観音菩薩坐像 南北朝時代・14世紀
 
そのあと、本館をぶらぶらしました。本館には仏像が展示されています。展示替えのたびに、すばらしい仏像に出逢えるので、いつも楽しみにしています。すこし写真を撮ってきました。この博物館の一般展示の多くは写真を撮ることが許可されているので、うれしいです。

この千手観音様はとても美しいです。切れ長の目、気品あふれるお顔。 そして光背! 実は光背の影がとてもきれいだったのですが、上手く写真に撮れませんでした。 


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毘沙門天さまもいらっしゃいましたよ ↓


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重要文化財 毘沙門天立像 平安時代 応保2年 (1162) 



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重要文化財 大日如来座像 平安時代 11世紀

おまけ

で、平成館の一階には、埴輪や土偶が展示されています。 ここの土偶を見るのが好きなのですが、今回は、ハート型土偶が展示されていました。2000年以上前の縄文時代のもの。ステキでしょ!!


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重要文化財 ハート形土偶  縄文時代後期(前2000~前1000)
群馬県東吾妻町郷原出土

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窓から外を眺めれば....  

 

窓から外を眺めていると、いつも思うの、どこか別の場所に行けたら、と
 (アンジェリーナ・ジョリー)



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以前から窓の写真を撮りたい、と思っていました。でもなかなか機会がありませんでした。 

夏休み、丸の内の三菱一号館美術館に、浮世絵展を見に行きました。 現在の美術館は、2010年にオープン。その赤レンガの建物は、三菱が1894年に建設した三菱一号館 (ジョサイア・コンドル設計) を復元したもの。 明治の名建築。
ステキな窓がありました。 館内は暗いところが多く、うまく撮れなかったけど.....

暗がりから窓ごしに見える庭の緑が美しかったです。今さらながら思ったのは、窓って、外と内の世界をしっかり分け隔て、同時にそれをつなぐものなんですね。



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camera: 窓:Olympus(3枚)、建物:Nikon



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十二神将立像(神奈川・曹源寺) ―東京国立博物館にて 

 

十二神将といえば、奈良、新薬師寺の十二神将像(国宝)はつと有名ですね。そして、東京国立博物館でも、現在、横須賀市、曹源寺(そうげんじ)所蔵の十二神将が展示されています。すばらしいです!

学生時代、山辺の道など、秋の大和路を、お寺の宿坊に泊まりながら(宿泊代が安いから)、友人たちと歩いて回ったことがあります。「大和し、うるわし」。そんなおだやかな美しい秋の奈良でした。その折に見た、新薬師寺の十二神将像の圧倒的な存在が忘れがたく、以来、十二神将が気になってしかたがない。一種のファン?ファンなんて、ちょっと変ですか.. 先日、友人と東博に行ったおり、曹源寺の十二神将立像に出あえて、うれしかったです。運慶の作!! 運慶って、天才ですね。



 

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中央の巳神像。 Cool です。


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十二神将立像 神奈川・横須賀市 曹源寺 鎌倉時代(12~3世紀)、重要文化財


躍動感がいっぱい!

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下は、新薬師寺の十二神将。JR東海のコマーシャルです。 





同じ会場には、京都・浄瑠璃寺から、広目天様も出張されていました。
国宝です。すばらしかったです。


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広目天立像 京都・浄瑠璃寺 平安時代(12世紀) 国宝






*お断り
東京国立博物館では、企画展を除き、カメラ撮影禁止のマークがなければ、写真撮影はOKです。 なお、三脚とフラッシュは厳禁ですが。







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明治西洋建築の華 神奈川県立歴史博物館 

 

江戸時代って、どんなふうに旅をしたのでしょう? 水戸黄門のTV番組がけっこう人気があるのは、一つに、消えてしまったはずのかつての旅風景を案外、私たちのDNAはその奥深くに記憶しているので、郷愁を呼ぶのかもしれませんね。

先日、友人に誘われて、横浜の馬車道にある神奈川県立歴史博物館に、「江戸時代、かながわの旅-「道中記」の世界ー」を見に行きました。 ←詳細はクリックしてください。


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ハイ、これ、すご~~く良かったです。お薦めです!友人に感謝!初代、歌川広重の浮世絵がそれはたくさん展示されていました。「初代」でございます! 広重は何と言っても初代がすごい!その他、北斎や英泉なども。東博も真っ青になるほどすばらしい展示でした。


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この立派な建物がその歴博です。国の重要文化財。 上の写真、シンメトリーに撮るべきなのに、外してしまい失敗。 

元は、横浜正金銀行の本店ビル。 明治37年(1904年)落成。 設計者は、妻木頼黄(つまきよりなが)。
大正時代は、世界三大為替銀行の一つとして名を馳せた銀行だそうですよ!戦後、東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)が業務を引き継ぎました。 明治から現在までの悲喜こもごもを静かにここで見つめていたんですね。


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内部もレトロな雰囲気に満ちています。元銀行の名残をあちこちに留めています。

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横浜は日本のアイスクリーム発祥の地。館内の喫茶室「ともしび」↑で、日本初のアイスクリームを再現したものをいただくことができます。その名も、「横浜馬車道アイス」!ハーゲンダッツよりずっとあっさりした、歴史的な(笑)昔なつかしい味がしましたよ。
 
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そして博物館のミュージアムショップで、前回の記事の赤い靴のチョコレートをお土産に買ったしだいです。

ここの学芸員の方、とても感じがよかったです。友人が浮世絵の中に、幽霊さんを見つけたことがきっかけで、学芸員さんと話が盛り上がり、楽しかったです。 幽霊さん、やっぱり、足がなかったですよ(当たり前かぁ...)

江の島講、大山講関係の展示も充実していました。ずっと本物を見たかった、初代広重のこの浮世絵↓を見ることができて、うれしかったです。 江戸時代のお姉さま方、講ごとに、お揃いの衣装で、わいわい、にぎやかに江の島詣でをしていたんですね。出品されていた浮世絵、色鮮やかでそれは美しかったです。


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歌川広重(うたがわ ひろしげ)初代  相州江乃嶋辨才天開帳参詣群集之図
制作年   弘化4年~嘉永5年(1847~52)


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今回の展示は、東海道五十三次の場合は、神奈川県域にあった九宿に焦点があてられています。お好きでしたら、youtubeで、広重の五十三次をご覧ください。




camera:Olympus

今回、時間があまりなく、もともと撮ることを考えすに行ったので、写真が....  次回、もう少し感度の高いカメラをもって、ゆっくり撮ってくるつもりです。







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巳神像 

 






頭上でとぐろを巻く小さな蛇。身をくねらせ、威嚇するような表情。巳神像です。十二神将の一柱。 2013年は巳年。一月に東博に展示されていました。異形の神....この像は約600年前の13世紀の作。当初は華やかに彩色されていたのでしょう。かなり剥げていますが、ところどころ往時の極彩色の名残りをとどめています。

京都の南のはずれ、浄瑠璃寺に伝わるものとか... 学生時代に一度このお寺を訪ねたことがあります。 三重塔が池の向こうに見える、とてもすてきなお寺です。今でもはっきり覚えているのは、美しい吉祥天像のみ。 巳神像、あったのかなぁ? 巳神様、はるばる東京まで出張されたのでしょうか? 

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十二神将立像 巳神 鎌倉時代・13世紀 京都・浄瑠璃寺伝来。 重要文化財


上手く撮れていません。元々、根付を撮りにいったので、ズームをもっていかなかったし。この像は、特にライティングされておらず(館内はフラッシュ、三脚禁止)、どうして撮ったらいいか困ってしまいました。ブラケット撮影するって、写真の先生から教わったけど、カメラの操作の仕方を忘れてしまった(恥)。顔が暗いので、懐中電灯でも照らして、おっかない表情をアップで撮りたかったのだけど....← アホなことすれば、つまみ出されるだろうし~~~(怖っ)

Camera: Nikon D7000
Lens: 
macro NIKKOR 40mm






category: 美術館・博物館

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tag: 仏像、  東京国立博物館、NikonD7000 
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仏像のまなざし 

 




先日、東京国立博物館で開催中の「円空」展(特別展:飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡)を見に行きました。円空が訪れた土地の木を素材にして彫ったダイナミックの仏さまたち。ド迫力でした。特別展なので、モチロン撮影は禁止。見に行った人はみんな、木の生命力と野性味(← 失礼!仏様になんという言い方を...)あふれる仏像をカメラに収めたかっただろうなぁ... 上のリンクをクリックすれば、博物館のページにいきます。   

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東博は他の美術館に比べて寛容です。特別展以外は、一部の展示をのぞいて、だいたいの展示は撮影がOK。そこで、今年のお正月にリニューアル・オープンした東洋館の仏像を撮ることにしました。ここ、昔はダサイ雰囲気だったのですが、一転、クールな感じにリニューアルされています。

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このページに載せた仏像はすべて、東洋館一階の中国の仏像です。 二階には西域の仏像、また本館と法隆寺館には日本の仏像があります。


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浮彫十一面観音龕(うきぼりじゅういちめんかんのんがん)
石灰岩 陝西省西安宝慶寺 総高113.8 唐時代 8世紀 重要文化財


館内は暗い。フラッシュと三脚は厳禁。となると、ISO を上げるしか、撮れないですよね。私はISOを上げることしか、思い付かなかったのですが、他の方法はあるのかしら?もしあれば、ぜひ教えてください。いつも感心するのは、ここの博物館、ライティングがすごく上手!ISOを上げた分、画面が荒れてしまいましたが、ライティングのおかげでなんとか撮ることができました。
 

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Camera: Nikon D7000
Lens: AF-S DX NIKKOR 18-105mm



category: 美術館・博物館

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